皮革消費科学研究会の第26回皮革の情報交換会 興味ある項目がひとつでもあれば聞かなきゃもったいない


昨年も行われた皮革の情報交換会が今年も開催されます。

皮革消費科学研究会の情報交換会を聞いてきた 15.11/10 | phoenix blog

興味あるなぁ、と思う内容が1件でもあるならば行っておいて損はないです。

「4) 地産地消を目指す手作り鞣製 鹿革と鹿毛皮の場合」は9月に姫路の皮革試験所でムラキが個人的に勉強してきた内容です。商業ベースの皮革を作るのに原皮がどれだけ大事か、安定性って素晴らしい、などが学べて面白いですよ。

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情報交換会ってなに?

セミナー的ではあるんですがちょっと変わっています。
各会社なり各人が15分ほどの発表時間があり、発表者が各ブースに待機。自由時間に各々自由に話しかける、という形式です。

場所日程スケジュールなどなど

1.日 時:平成28年11月8日(火) 12:00~16:45
2.場 所: 吹田さんくすホール(会場案内:JR吹田駅ビル1番館4階、新大阪から5分) googlemap
(吹田市朝日町1番401 Tel:06-6382-7243)
3.発表内容:別紙の講演タイトル・情報提供者・概要をご覧下さい。
4.スケジュール:

12:00-13:00 ポスター展示発表および意見交換(第1回目)
13:00-14:30 開会挨拶、口頭発表(第一部)演題4題
14:30-15:00 ポスター展示発表および意見交換(第2回目)
15:00-16:15 口頭発表(第二部)演題5題
16:15-16:45 ポスター展示発表および意見交換(第3回目)
*時間割と発表順序はあくまでも予定です。都合により変更になることもあることをご了承下さい。
5. 参加費:2,000円 当日会場でお支払い下さい。
6.定 員:100名(テキストや資料、会場の準備の都合上、必ず事前にお申し込み下さい)

各会社紹介

(1) イタリア・リネアペレ情報と我社のブランディングの取り組み

(タンナーが見た今期の皮革新情報が楽しみです。また,躍進するヌメ革はどのように進化していくのでしょうか)
####(2) 皮革建材プロジェクト

(住宅設計のプロ集団が皮革業界の助けを借り,木とエコレザーの組み合せによるラグジュアリーなドアを創生しました)

(3) コラーゲン繊維製造法とその利用について

(皮タンパク質のコラーゲンからエアギャップ紡糸により合成した高強度コラーゲン繊維は衣料用等様々な分野への利用が期待されます)

(4) 地産地消を目指す手作り鞣製 鹿革と鹿毛皮の場合

~獣害対策によって捕獲した鹿の地域資源としての有効利用~
(野生鹿を地域資源の一環として環境に優しい産地製革法が案出され,農家・林・野菜を守る環境保護パイオニアのお話)

(5) 検品・検査・手直し会社によせられたクレーム事例からの対策

(靴パーツ・素材専門家から見た簡単な品質管理法により手直し法,苦情対策法など貴重な体験談をお聞きします)

(6) レザー製品の需要の変化に伴うレザーケアの今

(多種類の革に対する手入れ法は革専門家でも難しいことですが,その道のプロが優しく最近の手入れ法を紹介します)

(7) 百貨店における皮革製品の品質苦情について

(商品試験を担当されている立場から、窓口に寄せられた様々な商品苦情について、その事例を交えてご紹介頂きます)

(8) 革中の6価クロム生成抑制剤のご紹介

(鞣しの3価クロムは安全ですが,クロム量規制の基準分析法によっては毒性6価クロムの発生があり,その対処法が発明されましたので紹介されます)

(9) 革、毛皮の顕微鏡(デジタルマイクロスコープ・走査電子顕微鏡)による観察と鑑別法

(革や毛製品を扱う限り,その動物種や模様などを観察することは重要です。今回は観察の仕方,試料持込で親切・丁寧にご説明させていただきます)

資料

第 26回情報交換会開催概要.pdf

■ 第26回 情報交換会 講演テーマと概要

申し込み

以下のリンクの申し込みフォームからご登録ください。
https://goo.gl/forms/bw2wNCMpA09kzf232

備考欄に「フェニックスblog見ました」とでも書いていただけると助かります。

別に「プロじゃないとダメだ!」という催しではないです。
ただ、名刺は用意しておきましょう。
出展社も少しでも何か縁をつなげたいと思って出展されていますので最低限名刺は持っておきましょう。

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