隠しマグネットの可愛い付け方—おもてから見えないけど実はめっちゃ使えるやつだった


隠しマグネットの可愛い付け方―表から見えないけど実はめっちゃ使えるやつだった

(((カクシマグネットが1サイズ増えてこっそりリニューアルしてたよ!?)))

 

こんにちは。やまねです。

Phoenixの商品の写真を撮ったりレタッチしたりデザインをしたりSNSで発信したりネットショップの中をいじったりしています。

今日は最近写真を撮り直したカクシマグネットについて書こうかと思います。

 

正直あんまり上がる~⤴︎⤴︎⤴︎って商品じゃないので (失礼) あれなんですけど、仕上がったものは可愛いし、この見えない感じがさりげなくて好きかも。と思ったので紹介します。

あの子って目立たないけどあの子じゃないとできない仕事するし、欠かせない存在だよね~な立ち位置です。


カクシマグネットってなあに?

カクシマグネットとは、強力なマグネットをビニール生地で挟みこんだものです。

表から見えないように、生地の内側に埋め込んで(隠して)使用します。

 

《付け方色々》

カクシマグネットにはいくつか付け方があります。

生地にそのまま挟み込んで取り付ける付け方や、カクシマグネットをくるみボタンのように包んで取り付ける付け方。

 

今回はこの【くるみボタンのように包んだやり方】が可愛いのでやってみました。

カクシマグネットの可愛い付け方

①ハサミでカット

まずカクシマグネットの周りの四角いビニールを丸く切ります。これはハサミで切れます。
※あとで周りを縫うので、切りすぎないようにしてくださいね。

②円を二つ切る

<大>マグネットの直径より2センチくらい大きな円(1~1.3ミリくらいに漉いた革)

これは最後に縫い跡を隠すために裏に貼る用です。

<小>マグネットの直径より1センチくらい大きい円(1~1.3ミリくらいに漉いた革)

これはマグネットにかぶせておもてから見えるパーツです。

③へりを漉く

で、その「丸」のヘリを斜めに漉きます。革包丁でもワイドエッジャーでも大丈夫ですが、ワイドエッジャーが一番簡単です。(カミソリ型のやつはちょっとこの場合危ないです。)

<小>銀面を上にしてヘリ漉きます。

<大>こちらは裏張り用なのでできれば全体を薄くできたらいいですが無理ならヘリだけでも大丈夫です。床面から漉きます。

④貼る。

小さい方の丸にカクシマグネットを貼ります。凸←こうなるように。

この時のサイズに合わせて、取り付けたい本体の革を丸く穴開けます。
(はじめに穴を開けちゃわないのは革の厚みによってちゃんとしたサイズがわからないので)

⑤縫い穴開ける

ディバイダーやネジネンで線を引いて菱目打ちで縫い穴を開けます。
(やまねは2本菱目打ちで点々と印をつけてから菱錐で穴を開けました。)

⑥へり抑え

で、穴開けたところのへりが切りっぱなしなのですが、そこでまで落とさなくていいので

そんな時はこうやって筆かなんかの柄で角を落ち着かせます。これやっとくだけで収まりがよくなります。

やまねはFLINTウッドスリッカースリムの尻を使ってます。
これは円や内アールの部分のコバ磨きにめっちゃ便利なので、あると重宝します。
黒檀製で、サイズの違う溝が5本掘ってあるので色々使えます。
(((なんか魔法使いの杖みたいで持ってるだけでテンション上がるし持ってて損はないですよ。)))

⑦縫う!

で、ぐるっと縫ったら

⑧裏を貼る

最初に作った大きい方の円を後ろにぺんと貼ります。(((もっと薄くすけばよかった)))

やまねはエコピ(強力無臭水性のり『ECHO P-208』)を使いました。
エコピは貼っても固くならないからおすすめです。

⑨完成。

プリッとして可愛い。。。

 

留め具つけたいけど金具でギラッとさせたくない時にもいいなーとおもいます。
ぜひチャレンジしてみてください^^

感想

今回初めてカクシマグネットを使ってみたんですが、手間はちょっとかかるけどおもてに金属が見えない仕上がりが上品な印象だったので何かに使ってみようかなーと思いました。

あとプルアップを期待してクロムエクセルを使ってみたんですが、期待通りに色が変わってくれてよりプリッと感が伝わったかなと思います。

 

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᯽使ったもの᯽

クロムエクセル
カクシマグネット
SINCE ワイドエッジャー
FLINT ウッドスリッカースリム
六花(リゥファ)ワックスリネン糸
菱目打ち
菱錐

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というわけで今日は”隠しマグネットの可愛い付け方”でした。

ではまた(*´ω`*)

 

 

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