【新商品】彫刻刀メーカーが作ったコーナーカッター「角丸刀」


いつも当店のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

金具・工具担当のなかちです。

急に冷えてきましたが皆さんお元気でしょうか?

 

年末にかけてイベントを控える作り手さんも多いと思いますので

体調の崩れにはくれぐれも気をつけて下さいね。

 

今回は彫刻刀メーカーの道刃物さんが作った切れ味抜群の新商品「角丸刀(コーナーカッター)」を紹介します!

 

・角を手切りしている方にはオススメしたい商品

 

角丸刀は革の角を丸くする為の工具で青紙という非常に硬い鋼材を使い、刃は超鋭角に研ぎ出されています。

 

彫刻刀の世界は革よりも更に硬い木材などを切削するので、革包丁よりもさらに切れ味は鋭いです。

 

その彫刻刀製造のノウハウを以って作られたのがこの角丸刀

 

 

サンプルを使ってみて思いましたが、本当に刃が鋭いので少し怖いくらいでした。

 

しかし、切れ味は折り紙つきです。なんとハンマーで叩かずに手で押し切るだけでスパッと切れます。

 

 

3.5mm厚ほどのタンニン革もこのようにすっぱり。

画像のように手で押し切るだけでOKです。

 

叩く必要がないのでしっかりと場所を狙ってゆっくり角を落とすことが出来ます。

ハンマーを持たない分片手があくので、しっかり革を押さえながら作業することができ抜きたいポイントがずれたりしづらいですね。

 

しかも、叩く必要がないので近隣への騒音対策にもなります。

研ぎに関しては彫刻刀用の砥石で研ぐことが可能です。

ご自身で研ぐことに不安がある方は道刃物さんへ送付すれば刃の研ぎ直しをしてくれます。
※研ぎ代は¥400~。送料はお客様負担となります。

 

・コーナーカッター(火造り)とはどう違うの?

 

角丸刀は刃先が鋭角に仕上げられているので、叩いて使用すると欠けたりしてしまう可能性があります。

 

それに対してコーナーカッター(火造り)はしっかりと叩いて裁断することが可能なので、分厚くて硬い革などに対してサイズが大きいコーナーカッターを使う場合、こちらの方がオススメです。

 

では薄い革に対しては必要ないのかというとそうではありません。

 

コーナーカッターの方がサイズ展開が多いのと刃先も外に逃がしてくれているので、刃が革の内に食い込むなどのミスも防いでくれる点も角丸刀とは異なる長所です。

 

  

 

綺麗に素早く角を処理できるので効率アップも図れます。

 

店頭でサンプルもございますので気軽にお声がけ頂き、ぜひこの便利さを体感してみて下さい。

 

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