新刊本・「一流の革職人に学ぶ 極上の革財布」 コバ仕上げの財布職人の技法


スタジオタッククリエイティブさんの新刊です。
まだネタが尽きない、、というか、尽かせないのはすげぇなぁ、と感心しますわ。

『一流の革職人に学ぶ 極上の革財布』 – ヌメ革と真鍮金具とレザークラフト材料の通販-フェニックス

 

監修の松澤氏はOEM主体の財布職人さんです。
コバ処理を得意としています。

FB::革工房松澤 kawacoya – ホーム
Instagram:Kuniyuki Matsuzawaさん(@kawacoya) • Instagram写真と動画

解説作例

通しマチのコインケース・二つ折り財布・三角マチロングウォレット・通しマチロングウォレット・ギャルソンロングウォレット

となっています。
ミシン・漉き機も使っていますが、手縫いの方でも大丈夫です。

コバ磨き技法紹介

ページ数的に短いですが、コバ処理のやり方も紹介されています。
個人的には「あぁ、接着剤と下地剤、これでこうやって使っていたのか」というのは勉強になりました。

染色技法と型紙も

また、染色技法も独特の方法が紹介されていました。面白いやり方で染めていますな。

巻末には「型紙を本に入れるのって手作業で1冊1冊やるしかないんですよ」とスタジオタックさんが泣いていた型紙もきちんと入っています。

コバ仕上げですが、「この道具あれば完璧!」というような魔法の工具はありませんし、「どんな革もこの技法で大丈夫!」という決定的な方法もありません。

この本では接着をきちんと丁寧に行った上で「こういう技法があるよ」「私はいつもこうやっています」という紹介があります。

ギャルソンロングウォレットは作り方を学んでおくと応用性も高く使いやすい財布ですよ。

『一流の革職人に学ぶ 極上の革財布』 – ヌメ革と真鍮金具とレザークラフト材料の通販-フェニックス

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