《工具》FLINT LEATHER TOOLSの取り扱いをはじめました。


こんにちは、スタッフKです。

最近、取り扱いをはじめましたFLINT LEATHER TOOLS。

ひと通り触ってみたので、簡単にご紹介したいと思います。

このBlogで初めて知る方もいると思うので、

まずはFLINT LEATHER TOOLS(フリントレザーツール)の説明から…

FLINT LEATHER TOOLSとは

中国のナイフ職人によって生み出されたFLINT LEATHER TOOLS。
シンプルでトラディショナルなデザインは、余計な飾り気を排除し、ツールに必要な切れ味と使いやすさを重視して結果たどり着いたもの。

レザーツールのために厳選された鋼材。1本1本手作業で研ぎ澄まされた刃。黒檀と真鍮、ステンレスが織り成す見た目に美しいコントラスト。手に収まる絶妙な形状。性能、デザイン、使い勝手の全てが使い手を満足させる仕上がりです。

ブランド名となっている「FLINT」には、「火打石(FLINT)が生む火花のように、
この工具を使うことで創作のアイデアを生み出せてもらえたら」という願いが込められています。
ものづくりをより楽しみたい、より上を目指したいと思う日本のクラフターにこのツールを贈ります。

 

中国製と聞くと少々ネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません(私もそうでした)が、使ってみた結果値段相応に良い商品だなと感じました。

ちょっと前に販売を開始した【両面】へり落としも中国製ですが、最近は中国製もこだわって作られている物が多くなっていて、品質も申し分ない商品がここのところ増えています。

ちなみにスタッフKは【両面】へり落としすこぶる愛用しております。その紹介はまた後日…

 

FLINT エッジャー【取寄品】

 

FLINT エッジャー【取寄品】

へり落としですね。先端に向かって刃が弧を描いていて、内コーナーなどにも引っかかりが少なくスムーズにへりを落とすことができます。

もちろん切れ味もいいです。

2000円以下で流通しているヘリ落としと比較するとその差を実感できます。

安いへり落としも研いであげると切れ味は良くなります。

が、刃物類は価格に比例して切れ味・切れ味の持続性が上がる傾向にあります。

#0~#4までラインナップがあります。#0があるのは嬉しいですね。

 

FLINT スカイバー【取寄品】

 

FLLINT スカイバー【取寄品】

以前から当店で取り扱っている【SINCE ワイドエッジャー(旧Since EDGER 段削りへり落とし)】と同じ使い方をする段漉き道具です。

こちらも右利き・左利き用があり切れ味も良いです。

段を作って糸目を沈めると見た目的にも高級感が増しますよ。

 

FLINT フレンチエッジャー【取寄品】

   

FLINT フレンチエッジャー【取寄品】

中漉きに使用できるエッジャーです。

切れ味が良いので張り合わせた革のズレなどを整えたりするのにも使えます。

6mm幅と10mm幅の2タイプあります。

 

FLINT 研磨棒

  

FLINT 研磨棒

FLINT スカイバーFLINT フレンチエッジャーSINCE ワイドエッジャーなどを研磨する際に便利です。

床革を貼り付ける作業がいりますが、上記の道具の刃幅に合うように作られているので、一度作っておけば手軽に研磨できます。

先日、横井が作り方・使い方の記事を書いているので、こちらも併せてご覧ください。

クラフト社 から出たFL研磨棒を使うとSince EDEGERを研ぐ時にすごく便利な話 – Phoenix Blog

 

FLINT クリーサー

 

FLINT クリーサー

いわゆるネジ捻ではありますが、少し変わった形状のおかげか捻引きのラインが立ちやすく、捻引きがラクに引けた印象です。持ちやすさもGOODですね。

 

FLINT EUクリーサー

 

FLINT EUクリーサー

前述のFLINT クリーサーと比べて幅の広い線が引けます。

「EU=Europe=ヨーロッパ」というだけあって、ヨーロッパ目打ちで穴を開ける時用のクリーサーです。

 

菱目打ちとヨーロッパ目打ちの違い

ちょっと初歩的な話になるのですが、

菱目打ちとヨーロッパ目打ちの刃先を比べてみると…

 

 

菱目打ちの刃先が点なのに対して、ヨーロッパ目打ちの刃先は線になっています。

刃先の形状が違うので、クリーサーもそれに応じて使い分ける必要があるということなんです。

刃先が点の菱目打ちで穴を開ける場合は細い線を引いて、その線に菱目打ちの刃先を合わせて開けていきます。

一方、ヨーロッパ目打ちで穴を開ける場合は考え方が違って、刃幅をカバーする太い線を引きます。で、その太い線に収まるように穴を開けていきます。

この方法だとステッチが一段下がるので、糸の擦り切れの予防効果も期待できますね。

菱目打ちとヨーロッパ目打ちではステッチの雰囲気も異なるので、そこは好みで選んでもらったらいいかなと思うのですが、ヨーロッパ目打ちを使う場合は、FLINT EUクリーサーがオススメです。

 

FLINT エッジビーダー

 

FLINT エッジビーダー

幅固定式の捻引き。フチ捻ですね。

アルコールランプで温めて使用すると電気玉捻のような飾り捻が入れられます。

レンタルサンプル品だったので実際に温めては使用できませんでしたが、ラインはスムーズに入れられそうな印象でした。

FLINTのツールは握りやすさ、使いやすさを考えて作られているなと思います。

 

FLINT ウッドブロック

 

FLINT ウッドブロック

握りやすさを考慮した床磨き道具。

木材には黒檀を使用しているのでしっかりと床面を磨くことができます。

面積の広い床面を磨くときにはものすごくラクなのでオススメです。

 

FLINT ウッドスリッカー

 

FLINT ウッドスリッカー

木製へり磨き棒(コーンスリッカー)の材質が黒檀に変わり硬くなったようなもの。(※形状は若干違いますが)

硬くなったぶん、コバを磨きやすくなっています。

 

FLINT ウッドスリッカースリム

 

FLウッドスリッカースリム

こちらもコバ磨き道具ですが、特に内側の小さいRやピン穴等のコバ磨きに重宝します。

また狭い部分を磨きたいときにも便利です。

 

中国製と言えど侮るなかれ。

気になったアイテムはどんどん試していってほしいと思うスタッフKであります。

 

※【取寄品】となっている商品は受注発注商品となりますので、納期が約10日前後かかります。
取寄品はキャンセル不可となりますので予めご了承くださいませ。

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