真鍮金具は柔らかくて弱いのか?という話


先日飲み会に行った際での話。

「ムラキさん、真鍮金具って弱いの?」

どういう意味よ?

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フェニックスで買った真鍮のレバーナスカンを使ったらえぐれた、とのこと。

あぁ、ナスカンはそもそも構造的に持続性に問題があるんですが、、と思ったらなにこれ!?

 

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こんなにえぐれることは普通ないぞ!?なんだ、こりゃ???
とよくよく見るとナスカンに問題ではなく、ナスカンを接続するD環のほうに問題がありました。

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なにこのD環?うちで売ってないタイプだな、これ。

「他のお店で購入したものです」

あぁ、これが問題ですな。
D環の線が円形ではなくて尖ってますでしょ?
尖った部分がガツンガツンとナスカンの線形部分を削っているんですよ、これが。
はぁ、こんなに削れるものなんですなぁ。こりゃ意外。

金属的に真鍮や銅などは強度の問題があります。
金属として柔らかいのですが、ここまで削れることは普通ありえませんわ。

今回のケースではD環のほうに問題があったということです。

 

ナスカンや鍵をぶら下げるキー金具などは構造的に脆弱な点があり、そこを注意しなければいけないのですが、そこらはまた別のblog記事で書いていきます。

今回の教訓としては角張っている金具はちょと気をつけましょうね、という話でしたわ。

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