新たな革!その名もサッビア!めちゃくちゃカッコいいヨ☆


こんにちは。革担当よこいです。

ヒサシブリの大型アップデートでございます。

めちゃくちゃカッコいい革仕入れてみました!

その名もサッビア!イタリア語で『砂』だそうで。

イタリア語で名前なんてつけちゃってますが、

れっきとした国産革でございます。

 

新しい革っていうと少し前にトスカーナをやり始めた訳ですが、

私と性格が真反対の森がオススメしているので、少し遠巻きに見守っておる訳で、

私としてはマスラオ以来のアップデートな気持ちでございます。

まぁ、どれも好きな革なんですがw


森さん激推しトスカーナ。発色が素敵♪

国産にもこんな革が!その名もサッビア!

 

最近レザークラフト業界ではイタリアメイドの革が席巻してきているといって

過言ではない状況が続いておりますが、

姫路を訪れ、日本の製革事情を覗き見させて頂いている身としては

 

日本の革も良いんだよ!

日本の革をもっと使ってほしいんだよ!

 

という気持ちを常に持ち続けている訳でして、

その表れてとしてマスラオやゴートシュリンクという革を

個人的には激推ししているのであります。


ゴートシュリンクを肴に呑めると思う。(下戸よこい談)

 

そんな中で、国産革で面白い事できないかなーと思ってたところ、

出会いは突然訪れる。

ラブストーリは突然に、というやつです。

(分からない人はお父さんお母さんに聞いてみよう!)

 

 

なんじゃこりゃー。

です。

 

なんじゃこりゃー、と言ったところ

先方の営業さんに「成牛のヒトケ(肉牛)革に染色してオイル入れてライトバフしたんだよ」

と冷静に教えてもらえました。

 

なんだかイタリア革の雰囲気でてるけどなんでだろー?と思ったら

先方の営業さんに「イタリアのタンナー行ってレシピ教えてもらって、こっちで試したんだよ」

と冷静に教えてもらえました。

 

先方の営業さんはいつも冷静ですね。

 

名前は?

「「サッビア」です。イタリア語で『砂』を意味します。」

あ、そこはイタリアナイズされてるのね。

先方の営業さんは常に冷静です。

 

兎にも角にも全11色見てみましょう

 

ずらずらーっと。

 

 

なんだかこうして見ると確かにイタリアの革っぽい色の出かただなー。

イエローとかオレンジは半裁じゃなきゃイタリアの革に見えるYo。

全11色と、奇数なのがすこしモヤモヤしますが、

今のところ色が増えたりする予定はございません。

いやー、こうして見ると良い革もとい、良い写真です。

Thanks やまねちゃん isoさん。

 

この革の特徴はこの吟面!

 

さきほどちょろっと出ましたが、

この革は染色して、ライトバフして、オイル入れてます。

なので、ムラ感がすごいんです。

寄りの写真も少し載せてみよう。

ムラムラです。

色ムラ、オイルムラ、どんと来い!って感じです。

 

でもこのムラは実は取扱う業者としてはすごく怖くて、

絶対に個体差、ロット差があるんです。

その辺りは寛容な気持ちで受け取ってください。

 

サッビアに込めるよこいの叫び

 

最近は特にイタリア産のライトバフレザーが席巻しておるので、

それに対するアンチテーゼと言いましょうか、

日本の革でもこんなのありますよ!

というよこい的提言でございます。

けっしてイタリアのそれが悪い、とは思ってはいませんが、

日本の革が売れないと、日本の製革業界がダメになって、

タンナーが無くなっちゃうと漉き屋さんや加工屋さんが少なくなって、

日本でレザークラフトがすごくやり難くなってしまいます。

日本の製革業は歴史もあるし、培われたノウハウも世界に誇れるものですので、

極々極々微力ではありますが、マスラオやゴートシュリンクはじめ、

フェニックスオリジナルレザー各種の国産革も世界に誇れるものだと思っています。

イタリアンレザーって響きは素敵だとは思いますが、国産革も選んで頂きたい。

もちろん、他材料店で革を買われている方もそんな気持ちで革を選んで頂ければと思います。

 

もちろんA4もやりますよ!

 

他の革と同様、A4サイズのお試し革もご用意しております!

 

あ、写真がまだだった! 鋭意撮影中でございます。

もう革の裁断は終わっていますので、ご注文可能です( •̀ω•́ )و

まずはA4でお試ししてくださいまし。

 

えー、でもお高いんでしょう?いいえ、奥様…

 

むかーし、私がレザークラフトを始めたときなんて、

ヌメ革が80円台で買えた時代で、

海外製の革なんかも種類が今程充実してなかったので、

革と言えばだいたいDS100円ほどで、

厚みのある値段の高い革でも125円ほどでした。

 

その時から考えると革の値段て随分上がってしまいました。

そのことについて書き始めると多分サミットが終わる頃まで文字をしたためることになるので

割愛致しますが、まぁ革の値段は昔に比べて上がりました。

 

でも前述の通り、国産の革を使って欲しいとか、

色んな人に試して欲しい、とか書いた手前

この革の値段がDS180円とかになってたら新手の詐欺みたいな事になりかねません。

で、肝心のお値段ですが…

 

DSあたり100円(+税)

 

とお求めやすい価格でのご提供です!

ちょっと無理はしてますが、

そこにこの革への意気込みを感じていただければと存じます。ぺこり。

 

まとめます。

 

そんなわけで、新しく取り扱いを始めた国産革のサッビア

全11色とカラーバリエーションも豊富で

革の質感もPhoenix好み、もとりよこい好みでございます。

A4サイズのご用意もございますので、

是非皆様一度お試しくださいませ。

商品名:サッビア
なめし:コンビなめし
仕上げ:染料染め、オイル仕上げ、ライトバフ
厚 み:約1.7mm~2.1mm
大きさ:220~270DS前後
単 価:DS/¥100(+税)
カラー:全11色
焼印率:低
カット:可

 

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